どうしたらいいか教えて欲しい
本記事はこんな方のために分かりやすくビットコインの買い方について解説いたします。
- ビットコインの買い方
- ビットコインを始める前に注意するべきこと
- 取引所の選び方
- 初心者におすすめの取引所
2021年11月に1BTC=700万円台を記録し過去最高額を記録したビットコイン。
しかし2022年に入り下落傾向となり11月現在は230万円前後を推移しております。
ただ一方で、投資家の中では価格が下落している今こそビットコインの買い時であると考える方もいます。
- 長期的にみると価格は大きく上昇している(過去5年間で30倍以上)
- 2024年の半減期のタイミングで価格上昇が見込まれる
- ビットコインの実用化が進み、価値が上がることが見込まれる
確かに今年は下落傾向にあるものの、5年10年のスパンでみるととんでもないほど価格は上がっていることは事実ですし、今後ビットコインの実用化が進んでいくことを考えると、今の安いうちに買っておくのはありなのかなと私は思います。
ビットコインとは
まずはビットコインについて、どんなものなのか、どんな特徴があるのかということを理解しましょう。
ビットコインの概要
ビットコインは世界で初のブロックチェーンを基盤としたデジタル通貨です。その大きな特徴は、法定通貨で言うところの中央銀行といった管理者が存在しないことです。
現在、流通する暗号資産の中でビットコインは最も知名度が高いことから、「ビットコイン=暗号資産」と思っている人も多いようです。しかし、ビットコインと暗号資産は同義語ではありません。
「通貨」というくくりの中に日本円やアメリカドル、ユーロなどが存在するように、ビットコインも数ある暗号資産の中の一種に過ぎません。
ビットコインを一言で簡単に説明すると、インターネット上に存在する金のような資産価値のあるものです。
ビットコインの特徴
ビットコインには以下のような特徴があります。
- 仮想通貨の中で時価総額がNo1
- 希少性がある(発行上限が2100万枚)
- 個人間で直接取引が可能(非中央集権)
仮想通貨の中で時価総額がNo1
ビットコインは18,000種類以上ある仮想通貨の中で時価総額がダントツでNo1です。
2022年10月現在の時価総額は約50兆円で2位のイーサリアムが約20兆円なので2倍以上の時価総額となっております。
一般的に仮想通貨において
時価総額が高い = 需要が大きく信用性が高い
と考えられるため、ビットコインは他の仮想通貨と比べ安全で将来性も高い通貨であると言えるのではないかと思います。
希少性がある(発行上限が2100万枚)
ビットコインは2100万枚という発行上限があり、これ以上増えることはありません。ドルや円などの法定通貨は各国で発行数をコントロールできるのですがビットコインは上限枚数が決まっているため希少性があります。既に8割程度のビットコインは採掘されており、発掘できる枚数が少なくなってきており、今後さらに希少価値が上がっていくとも言われています。
個人間で直接取引が可能(非中央集権)
ビットコインのシステムは中央管理者がいない非中央集権システムです。中央管理者とは、円で言うところの日本銀行のことで、通貨発行権を持つ管理者のことを指します。ビットコインはそのような管理者がいないため、インターネットを介して個人同士で取引をすることができます。
非中央集権と聞くと一見怪しそうに聞こえますが、ビットコインはブロックチェーン技術が利用されており、記録の改ざんやハッキングなどが非常に困難といった特徴があるので安心・安全に利用できます。
ビットコインの始め方・買い方
それでは、実際にビットコインを購入する手順を見ていきましょう。
まずこの工程で難しそうと思う方も多いのですが、実はとてもシンプルで以下の3ステップで購入することができます。
- 仮想通貨取引所に口座を開設する
- 開設した口座に日本円を入金する
- ビットコインを購入する
仮想通貨取引所に口座を開設する
ビットコインを購入するためにはまず取引所に口座を開設しなければいけません。
口座開設に必要なものを揃えて手続きを進めていきましょう。
今回は初心者の方が始めやすいコインチェックという取引所を例に説明をさせていただきます。
(他の取引所も口座開設の手順はあまり変わらないのでぜひ参考いただければと思います)
\最短10分で登録完了/
- 公式サイトからメールアドレスの登録をする
- 各種重要事項を確認する
- 二段階認証(GoogleAuthenticator推奨)を行う
- 本人確認を行う
- 本人確認審査完了メールが届く
公式サイトからメールアドレスの登録をする
まずは公式サイトにアクセスして「会員登録」をクリックします。
クリックすると以下のような画面が表示されるので登録するメールアドレスとパスワードを入力して進めてください。
※登録したパスワードは必ず保存してください(セキュリティの観点から紙に書いて保管することをおすすめします)
入力されたメールアドレスに「メールアドレス確認のお願い」というメールが届くので、届いたメールの中にあるURLをクリックして以下のようなアカウントの管理画面が表示されればアカウントの開設は完了です。
各種重要事項を確認する
アカウントが開設できたら、取引の前に必要ないくつかの項目の手続きを進めていきます。
まずは、取引における重要事項の確認を行います。
管理画面上部に表示されている「サービス利用における、各種重要事項の承諾について」を画面の案内に従って登録してください。
登録する内容については以下のようなサービスを利用する上で同意すべき基本的な項目となります。
二段階認証(GoogleAuthenticator推奨)を行う
続いて、二段階認証の設定をしていきましょう。
二段階認証を設定しないと、何らかの形で第三者にログイン情報が流出してしまった場合に、アカウントを乗っ取られてしまう可能性が高くなります。
もし乗っ取られて口座の仮想通貨が盗まれてしまった場合、個人レベルでのハッキング被害だと、警察が捜査してくれるケースはほとんどありません。また、取引所が補償してくれるケースも少ないです。
二段階認証を設定すると、ログイン時に確認コードが必要になるのでパスワードが漏れてしまったとしても不正アクセスを防げる可能性が高くなります。
設定が面倒というのを理由に二段階設定をしない人もいますが、万が一のことを考えて設定しておくことを強くおすすめします。
設定方法についてはコインチェックさんが詳しく説明していますのでこちらをご参考いただけるかと思います。
本人確認を行う
次に、本人確認をしましょう。
まず、電話番号認証をします。ページの案内に従い、電話番号を入力してSMSに送信された6桁の認証コードを入力します。
基本情報の入力へ進み、必要な情報を入力します。
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 職業
- 住所
入力ができたら、本人確認書類のアップロードを行います。
次の中から登録する本人確認書類を選んで手続きを行います。
- 運転免許証(表面と裏面)
- パスポート(「顔写真ページ」と「住所記載ページ」)
- 在留カード(表面と裏面)
- 特別永住者証明書(表面と裏面)
- 運転経歴証明書(表面と裏面。交付年月日が2012年4月1日以降のもの)
- 住民基本台帳カード(表面と裏面)
- 個人番号カード(表面のみ、裏面は提出不要) ※「通知カード(写真なし)」は本人確認書類としては利用不可。
本人確認書類の用意ができたら自分の含む形で撮影を行い、提出します。
提出ができたら手続きは完了です。審査完了まで1~2営業日程度かかるため少し待ちましょう。
※提出する写真はしっかりと確認できないと再提出になる可能性があるため、明るい場所でピントずれに気をつけて撮影するようにしましょう。
本人確認審査完了メールが届く
本人確認審査完了のメールが届いたら本人確認審査は無事完了です。
完了後、コインチェックから郵便が届くので確実に受け取ることを忘れないようにしましょう。
開設した口座に日本円を入金する
続いて、開設した口座に日本円を入金しましょう。
ビットコインを購入するためには取引所の口座に入金する必要があります。
日本円をコインチェックに入金する方法は以下3つの方法があります。
※2022年7月13日より「コンビニ入金」と「クイック入金」が一時停止となっているため、現在(2022年10月)は「銀行振込」のみ利用可能となっております。
- 銀行振込
- コンビニ入金 ※2022/10/19より取引再開
- クイック入金 ※2022/10/19より取引再開
銀行振込
銀行振込で入金する場合の手順をご説明します。
まずコインチェックのマイページにログインし「日本円の入金」へ進み、入金方法から「銀行振込」を選択してください。
入金するための振込先口座が表示されるので入金額を振り込みます。
入金用の振込先口座は「住信SBIネット銀行(※2023年1月末で取引終了)」「GMOあおぞらネット銀行」「楽天銀行」からお選びいただきます。
コンビニ入金
次にコンビニ入金の方法をご説明します。
同じくコインチェックのマイページにログインし「日本円の入金」へ進み、入金方法から「コンビニ入金」を選択してください。
利用するコンビニを選択し金額を入力し「お支払情報を発行」を選択してください。
バーコードが発行されるので選択したコンビニで支払いを完了させてください。
クイック入金
最後にクイック入金の方法をご説明します。
こちらはネットバンキングなど、窓口へ行くことなく料金の支払いができるサービスです。
まずコインチェックのマイページにログインし「日本円の入金」へ進み、入金方法から「クイック入金」を選択してください。
入金する金額を入力し「番号・入金方法の確認」へ進みます。
支払い情報の確認を行い、決済を完了します。
ビットコインを購入する
それではいよいよ、ビットコインを購入してきます。
コインチェックでは「販売所」と「取引所」2通りのビットコインの購入方法があります。
販売所と取引所の違いについては以下に簡単に表にまとめました。
販売所 | 取引所 | |
---|---|---|
対象者 | 初心者 | 初心者〜上級者まで |
取引形態 | 交換業者⇄ユーザー | ユーザー⇄交換業者⇄ユーザー |
取引方法 | 少ない | 多い |
利用可能端末 | アプリ/ブラウザ | ブラウザのみ |
ビットコインを販売所(iOSアプリ)で購入する方法
ビットコインを販売所で購入する方法を見ていきましょう。
iOSアプリで購入する場合の手順は以下の通りになります。
- アプリを起動し、左下の「販売所」のボタンをタップする
- 仮想通貨の一覧が表示されるので「ビットコイン 」を選択する
- 「購入」ボタンをタップする
- 購入金額を入力し「日本円でBTCを購入」をタップする
※最後の「日本円でBTCを購入」をタップする前に必ず購入金額の確認を忘れないようにしましょう
ビットコインを取引所(ブラウザ)で購入する場合
続いて、ビットコインを取引所で購入する方法を見ていきましょう。
取引所はアプリでは取引ができないため、取引を行う場合はブラウザからログインをしましょう。
取引方法は以下の通りです。
- ブラウザからコインチェックにログインする
- 画面中央の「現物取引」の右側の仮想通貨で「BTC」を選択する
- 「レート」「注文量」を入力して「概算」を確認し「買い」を選択する
- 「注文する」をクリックし、購入が完了するまで待つ
自分でレートを決めて注文をし、成立すれば購入できるという点が販売所と異なります。
レートは「現物取引」の右側の「BTC買い板/売り板」の「買」のレートを参考にするのが無難です。
ビットコインを購入する際に注意するべきこと
ここまでビットコインを購入するための手順をお伝えしてきましたが、ここで少し購入する際に注意しておくべきことも理解しておきましよう。
ビットコインを始める際に注意することとして以下が挙げられます。
- リスクを理解してから取引を始めること
- 税金周りを把握しておくこと
- ハッキング対策をしておくこと
リスクを理解してから取引を始める
ビットコインを含む仮想通貨の取引は変動が激しく、成功すれば数日の間に資金が数倍〜数百倍になることもあります。実際にビットコインが大暴騰し一般的に認識され始めた2017年には「億り人(おくりびと)」と呼ばれる仮想通貨で巨額の財産を築いた人が多く誕生しました。
しかし、そのバブルに乗ろうとした多くの人が2018年の価格暴落で損をしてしまったこともまた事実です。
リターンが大きい分、リスクも高いということを十分理解した上で取引を始めましょう。
税金周りを把握しておくこと
ビットコインの取引を始める上で税金に関することを理解しておくことも重要です。ビットコインであげた利益は「雑所得」に該当するため、一定以上の利益には税金がかかります。
雑所得は累進課税制度が適用されているので利益額が大きくなればなるほど納める税金の額も大きくなります。(最大税率は55%)
上述した「億り人」と呼ばれる人たちの中で、税金制度を理解していなかったために翌年の税金を納められず苦労した人もいるらしいです。
1億円程度ビットコインで利益が出た場合、翌年大体4,000万円程度の税金を納めなければなりません。利益が出ても、全て使ってしまうことは絶対に避けましょう。
ハッキング対策をしておくこと
ハッキング対策もビットコイン取引を始める上で確実にしておく必要があります。仮想通貨は株やFXに比べハッキングのリスクが高いため、しっかりと対策をしましょう。
- パスワードや暗証番号は複雑なものにする
- パスワードや暗証番号はできる限りクラウド上で保存しない
- 取引の際は公共のWi-Fiを使用しない
- 取引所のログインには二段階認証を設定する
- セキュリティソフトを導入する
個人でも上述されるような対策はできるのでできるものは確実にしておくようにしましょう。
初心者の方におすすめな取引所
最後に初心者の方におすすめの取引所をご紹介させていただきます。
ビットコイン買ってみたいけどどの取引所で始めればいいか分からないという方のために、簡単で安心にご利用いただけるような取引所をピックアップさせていただきましたのでよければ参考にしてみてください。
- Coincheck(コインチェック)
- bitFlyer(ビットフライヤー)
- DMM Bitcoin
- GMOコイン
Coincheck(コインチェック)
- アプリダウンロード数No1
- 口座開設や取引が簡単でスピーディ
- 取扱通貨の数が多い
- 取引所でのビットコインの取引手数料が無料
\最短10分で登録完了/
まずはCoincheck(コインチェック)です。
Coincheckはマネックスグループが運営する仮想通貨取引所です。口座開設や取引が簡単で取扱通貨の数も多い(18種類)ため多くの人が利用しており、アプリのダウンロード数は国内No1となっています。
また、保有している仮想通貨の貸し出しサービスなど単純な取引以外のサービスも充実しているため運用の幅も広いです。
初心者の方の最初の取引所としても、長期で利用していく取引所としても優秀なのでとりあえず口座開設しておくことはおすすめです。
コインチェックの口座開設方法はこちらをご参考ください。
bitFlyer(ビットフライヤー)
- 各種手数料が無料
- 安心のセキュリティ
- ビットコイン取引量6年連続1位の実績
- 最短10分で口座開設が可能
- 全ての銘柄が1円から取引可能
次にbitFlyer(ビットフライヤー)です。
ビットフライヤーは6年連続で国内No1のビットコイン取引量を記録している人気の取引所です。ビットコインの取引量が多い一方で、セキュリティも優秀で7年以上ハッキング0(業界最長)を記録しています。
また、みずほキャピタルやSMBCベンチャーキャピタルなどの大手企業も出資しており、取締役にゴールドマンサックス出身者がいるなど、安心できる材料が多くあることも特徴的です。
最短10分で口座開設ができ、全ての取扱銘柄を1円から投資することができるため、初心者にとって取引を始めやすい取引所となっています。
ビットフライヤーの口座開設方法はこちらをご参考ください。
DMM Bitcoin
- 最短1時間で取引スタート可能
- レバレッジ取引の取り扱い数が国内No1
- LINEで365日体制のカスタマーサポート
- アプリで2つのモードで簡単取引から本格的なトレードまで可能
- 様々な手数料が無料
続いてDMM Bitcoinをご紹介します。
DMM BitcoinはDMM.comが運営する仮想通貨取引所です。DMM.comはFX業界で非常に人気で業界における大手企業として実績があります。そのため、金融に強く仮想通貨分野においても安心して取引ができる取引所として信用があります。
大きな特徴のひとつとして、手数料がとにかく安いという点が挙げられます。入出金手数料・送金手数料などが無料で、取引をアクティブに行なっていく予定の投資家の方に非常におすすめです。
また、365日LINEから問い合わせができるため、初心者の方にも安心してご利用いただける取引所であると言えます。
また、アプリの使いやすさも特徴的で、「STモード」と「EXモード」の2種類のモードが用意されており、初心者から上級者の方まで使いやすいように設計されています。
DMMビットコインの口座開設方法はこちらをご参考ください。
GMOコイン
- 2年連続でオリコン顧客満足度No.1
- 24時間いつでも最短10分で取引開始が可能
- 親会社がGMOなので安心して取引ができる
- セキュリティが抜群に高い
GMOコインはGMOコイン株式会社が運営する仮想通貨取引所です。東証一部上場企業であるGMOインターネットのグループ企業ということで安心して利用できる取引所です。
日本円の入出金やビットコインの引き出し手数料が無料となっており、手数料を気にせずお気軽に取引をすることができます。
また取引銘柄の多さも特徴的で国内取引所最大級の23銘柄の取引が可能となっております。
最短10分で口座開設が完了して取引が開始できるため、すぐにでも仮想通貨取引を始めたい初心者の方に非常におすすめです。
まとめ
今回はビットコインの始め方から初心者の方におすすめの取引所を解説しました。
ビットコインはまだまだこれからの通貨なので高い将来性があり、初めてみる価値はあると思います。ただ、同時にリスクもある程度あるのでそこをしっかり理解した上で投資を始めるようにしましょう!